まったり戯言置き場

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自分の部屋より他人の部屋のが思い切った掃除ができるはず!異世界転移も同じ気持ち

Broom

お引っ越しの手伝いでも、掃除の手伝いでも、異世界転生していきなりメイドになっても、異世界転移して苦の改革を求められても、自分の部屋より思い切りのよい掃除ができる気がする。自分に影響無く、取捨選択して綺麗にしていくのは楽しいよね、という話。

 自分の部屋は片付かない!でも手伝いや共有スペースは掃除しやすい!

まずは現実の掃除から考えよう

自分の部屋の掃除は、なかなか捨てられなかったり、思い出に脱線したりとなかなか遅々として進まない。引っ越しや来客といった強制イベントがあれば、リミットに向けて仕方なく頑張らざる終えないけど、がんばって掃除しなければならないほど散らかっている人は、もともと掃除が得意なわけないのだ。

 

整理整頓が好きだったり、きれい好きだったりするひとは、日常から掃除ができるから、掃除のハードルが低い。そして決意しなくても、ちゃんと片付いている。捨てるか捨てないかそれが問題だ、と悩む必要も無く、懐かしい写真や本に脱線することも無い。

断捨離ブームで家族のトラブルも

そもそも散らかっている人だとて、その状況が好きじゃない人もいる。ただ片付けたり捨てたりすることが、自分のものに対しては誘惑が多くてできないのだ。

 

その結果、家の中の他人モノを思い切りよく捨てて、気分良く片付けてしまった例が、夫のコレクションを処分してしまった妻、みたいな話だろう。当然、逆もあるのだろうが。そう、人の物なら、理性でも感情でもためらいなく判断して処分できるのだ。

引っ越しや掃除の手伝いも同じこと

勝手じゃ無くても、自分のもので無ければ、気持ちよくサクサクと作業ができる。例えば引っ越しの荷造りの手伝い。「これ、引っ越す意味あるの?」みたいな質問をしたくなったりしないか。例えば片付けの手伝い。「こんなもの捨てないから、片付かないんだよ」みたいに、言いたくなったりしないか。

 

そう、自分のものじゃ無いから、合理的に判断し処分して掃除・片付けの作業をすすめようとできるのだ。そして片付いたスペースができあがることに、喜びが見いだせるのだ。なにせ、自分は何も痛まないのだから。

異世界だったら世界そのものが他人事

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異世界勇者は世界の掃除担当

掃除と言えば、綺麗にすること。悪い人を処分するのも、広義の掃除だ。これを自分の部屋じゃ無ければ気軽に楽しく処分できる理論を当てはめるなら、まさに今までの自分の世界じゃないのだから、しがらみが無い。というか、すでに自分は捨てさせされてるのだ。それはもう、気持ちよく異世界の社会を掃除できるというものだ。

 

友人、恋人、仲間なんて作ってしまった方が、異世界ではなく自分の世界になってしまって、勇者のお仕事はしにくくなるのではないだろうか。

いきなりメイドや貧乏貴族になっても大丈夫

異世界でいきなりなってしまうものは、メイドや執事や貧乏貴族もある。ここら辺も、国の歴史や偉い人というより、自分をつれてきた迷惑な人だったり、よく知らない人だったりと現実より緊張しない。

 

だからこそ、どこでも忍び込んでしまうし、緊張しないで仕事ができたり、貴族の見えもなく領地改革もできる。そう自分だけど他人ごとだから、気軽に仕事ができるのだ。

先にやったのは異世界の神や召喚者

現実の掃除と違うのは、一番最初に強制的に全てを捨てられてるのが異世界に転生したり転移した人だ。そうまず異世界によって他人事の掃除をされた結果が、自分に降りかかってきているのだ。

 

だからこそ、異世界を気持ちよく掃除するように、暴れてしまっても仕方がない。なにより自分の力で綺麗になっていくことそのものは、気持ちよい行為なのだ。

そんなことを考えていても現実の掃除は進まない

人の部屋でも家でも無く、ましてや異世界でもない現実では、こんなことを考えていても部屋の掃除は進まない。

 

整理整頓アドバイザーだかで話題になった「ときめくかどうか」というのは、捨てるモノを選ぶというより、感情論で捨てないモノを選ぶというスピーディーな方法は、捨てる決断よりも確かにしやすいのかもしれない。

 

結局の所、余計なモノが多いから、掃除も片付けも進まないのだ。そう、理屈ではわかっても、自分に影響があることを自分で決断するのは、人のことよりやっぱりエネルギーがいるのであった。