淡路ビーフは淡路牛の中のエリートだ!
友人が淡路島を旅したことから、食の話題となり知ったこと。「淡路牛と淡路ビーフは違う!」ということ。淡路牛を検索したらヒットした話題がこれだったのだ。
淡路牛と淡路ビーフ
そもそも淡路ビーフって何??
そもそも淡路牛という存在がいたはずなので、その確認で「淡路牛」をググった結果が以下の通り。
そう、「淡路牛と淡路ビーフは違う!」という主張が、強く伝わってくる結果となったのだ。そもそも、この段階で淡路ビーフを初めて知ったので、どう違うのか、どっちがすごいのかはわからず。
ということで、はっきりさせてくれるらしい記事を見てみる。
と、読み出したところ、違いの説明は淡路畜産農業協同組合連合会の引用だったので、最後まで読まずに、そちらのサイトへ。
このサイトによると、端的に言えば「淡路牛」の中でも様々な条件をクリアした牛が「淡路ビーフ」と名乗れるということだった。
淡路ビーフまでの条件分岐
淡路島のブランド牛をスタートラインから追っていこう。条件については、上記の淡路畜産農業協同組合連合会から引用する。
スタート 淡路牛
淡路島等で生まれ育つ、または淡路島での飼育期間が他の場所より長い牛(ホルス牛・交雑牛・和牛等)
LvUP! 淡路和牛
淡路島等で生まれ育つ、または淡路島での飼育期間が他の場所より長い和牛
LvUP! 兵庫県産淡路和牛
ゴール 淡路ビーフ
下記条件を満たした淡路島産但馬牛
淡路家畜市場において、上場取引及び自家保留されたもの
兵庫県内で肥育されているもの
系統組織が主催する肉牛せり及び枝肉共励会並びに兵庫県内の食肉センターにおいて出荷処理されたもの
BMS(霜降り度)がNo.4以上
歩留等級(可食部分の割合)がA・B等級
枝肉重量が去勢330㎏以上、雌280㎏以上(未経産)
月齢が25ヶ月以上
上記以外で本会が『淡路ビーフ』と認定した場合
淡路ビーフになるのは、狭き門のようだ。そして淡路牛と名乗ってるのは、この条件からすると和牛ではないと考えていいだろう。わざわざ上位レベルの表現を使わない必要が無い。お店で意識して確認するのは、淡路牛か淡路和牛か淡路ビーフのどれか、と考えて良さそうだ。
知らないと淡路ビーフのが下に勘違いしそう
今回しらべなかったら、私の中でのランク付けは、一番下が淡路ビーフで一番上が淡路和牛だったかもしれない。和牛の価値が高く名乗るための条件があることは知っているから、ビーフなんてカタカナで書かれると和牛じゃ無いように感じる。
この現象は、もしかしたら他のブランド牛でもあるのかもしれない、と認識しつつ、食べたり購入する機会があったら、そのとき調べてみよう。
もしかすると〇〇牛、と〇〇和牛はすでに条件があるからこそ、さらに絞り込んだブランドをつくるときは、新しい表現になっているのかも?